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2011年5月

2011年5月28日 (土)

山形ネット5/22以降の取り組みについて 活動報告と目標第9弾

山形ネット5/22以降の取り組みについて 活動報告と目標第9弾

はじめに
 季節は止まりません、気を緩めず、でも「溜め」を大きくして、備えましょう。

先週の報告
①5/22、正午より歴史学研究会大会会場(東京)にて「東日本大震災に関する昼休み緊
急集会」が開催され、宮城・福島・神戸の資料ネットと共に参加。東京支部の荒木志伸
さんほかが参加し、現状を報告いただきました。②5/23、米沢女子短大に宮城農業高校
資料の一部を追加搬入。温湿計を設置。米短学生による資料管理(温度湿度の確認作業)はじまる。③5/24、芸工大。夕方クリーニング。③5/25(1)新潟県からの物資提供
と受け入れ。新潟県立歴史博物館、新潟市歴史博物館より梱包資材等が提供され、山形県内に搬入。(2)米沢女子短大の芸工大でのクリーニング作業参加について、打ち合
わせ。今後のクリーニング作業の迅速化のために、米沢・置賜地方での作業開始を視野
に。この準備のため、米沢から4人の方が芸工大の作業に参加。(3)陸前高田市博物
館資料の仙台空港近くの冷凍倉庫搬入について。5/10のレスキュー後も陸前高田市に残されていた博物館所蔵の学校日誌、古文書を洗浄作業を行なったうえで冷凍倉庫に搬入。陸前高田市、北上市の皆さん、岩手ネット、神戸の史料ネットなどの共同行動。エタ
ノール3本、ビニールシート、梱包資材などを陸前高田市に提供。④5/26、芸工大。夕
方クリーニング。米短作業のための資材購入打ち合わせ。5/30宮城資料ネット・神戸の
資料ネットへの資材提供の打ち合わせ。陸前高田市博物館植物標本レスキューのための打ち合わせ。⑤5/27各地からの支援物資受け入れの調整。⑥その他情報提供。

今週の目標
①5/30、宮城農業高校レスキューに資材提供。②5/31、芸工大。夕方クリーニング。③
6/2、芸工大。夕方クリーニング。④6/3を目処に米短でのクリーニング作業開始の詰め
の打ち合わせ。⑤6月定期会合に向けた諸作業。

お願い
①山形ネットの活動は、被災地であれ、その後背地であれ、ボランティア活動の枠組み
の中で基本的には行います。活動を予定していただいている方は、なるべく早めに個人
加入のボランティア保険に加入ください。会議へ向かう途中の事故なども対象になりま
す。②報道は落ち着きましたが、被災地はまだまだ復興どころではないところがありま
す。基本的に被災地でのレスキューは緊急で入ってきますので、急なお知らせになりま
すがご容赦ください。③緊急レスキューとあわせて、継続的な地道な作業が見込まれま
す。こちらにつきましても、ご協力よろしくお願いします。

山形ネット5/15以降の取り組みについて 活動報告と目標第8弾

掲載を失念してしまいました。ごめんなさい。

山形ネット5/15以降の取り組みについて 活動報告と目標第8弾

はじめに
 3/11以降、皆さんの暦の「スピード」は如何でしょうか。
 3/11以降、人のそれぞれの立場によって、本当に様々な時間の流れ方があるように感
じます。早すぎると感じる人、止まっていると感じる人、遅すぎると感じる人。被災地
の皆さんは、この3つの時間の流れが同時に、心中に渦巻いているように思います。と
ても複雑な心中と思います。
 その複雑さは資料救済に関しても、同じことが言えると思います。
 手元での作業を着実にこなしながら、実際に資料に触れて、被災地・被災者の想いや
、被災資料そのものの想いを、多くの方に感じてもらえればと思います。手元の資料は
、巨大津波をしのぎ、あるいは所有者や管理者を、あるいは関係者を失ったのです。そ
の後、ガレキの中を拾われ、砂やヘドロにまみれ、じっとり湿り、カビの異臭を放ちな
がら、ここにあるのです。そのどこにも関係する人々の想いがこめられています。生き
残った私たちが、それを次へと送るのです。
 夕方クリーニングの定期作業が始まりました。お近くの方は、ぜひご参加ください。

先週の報告
①5/15、12時米沢女子短大。資料に風を当てるための扇風機を搬入。②5/15、15時事務
局。5/22の歴史学研究会大震災関連の緊急集会のための準備。③5/16、18時米沢女子短
大。応急処置を終えた資料が芸工大から米沢女子短大へ搬出・移動されたことを受けて
、米短の皆さんにこれまでの経緯と資料の内容について説明する会合を持ちました。25
名ほど参加。④③に併せて、資料置き場の整理などの作業を20時頃まで行ないました。
⑤5/17、18時芸工大。一般の方も加わるクリーニング作業(以後:夕方クリーニング)
の初回を行ないました。お仕事あとに参加いただきました。社会人5人+学生。⑥5/19
、18時芸工大。夕方クリーニングの2回目。社会人5人+学生。⑦5/20、12時事務局。新
潟県歴史博物館、新潟市歴史博物館からレスキュー関連物資をいただく調整を行い、5/
25に山形大と米短に搬入していただくことで調整しました。⑧5/20米短。米沢市上杉博
物館よりダンボールを提供いただき、米短に搬入しました。⑨5/21、9時陸前高田市物
資搬入と打ち合わせ・作業。扇風機5台、米沢市上杉博物館提供のダンボール40枚、エ
タノール500ml15本、ペーパータオル40巻きを搬入。5/25の資料搬出の調整・準備。
⑩このほか、各地からの物資提供などについて随時打ち合わせました。⑪随時、スライ
ド作成班やチラシ作成に関して担当の方が鋭意取り組んでいただきました。ぜひ、多く
の方に活用いただければと存じます。⑫その他情報提供を行ないました。

今週の目標
①5/24、芸工大。夕方クリーニング。②5/25、陸前高田市レスキュー出動、4人程度の
募集中。③5/25、米短と山大に新潟からの資材が到着。各大学の皆さまに搬入協力のお
願い。④5/26、芸工大。夕方クリーニング。⑤5/29に資料レスキューの可能性、打ち合
わせを随時。⑥6月定期会合を拡大版の開催準備を行います。

お願い
①山形ネットの活動は、被災地であれ、その後背地であれ、ボランティア活動の枠組み
の中で基本的には行います。活動を予定していただいている方は、なるべく早めに個人
加入のボランティア保険に加入ください。会議へ向かう途中の事故なども対象になりま
す。②報道は落ち着きましたが、被災地はまだまだ復興どころではないところがありま
す。基本的に被災地でのレスキューは緊急で入ってきますので、急なお知らせになりま
すがご容赦ください。③緊急レスキューとあわせて、継続的な地道な作業が見込まれま
す。こちらにつきましても、ご協力よろしくお願いします。

2011年5月17日 (火)

山形ネットのチラシができました!

皆様、山形ネットの活動にご支援いただき、ありがとうございます。
この度、広報担当のご尽力により山形ネットのチラシが出来上がりました。
活動紹介やカンパの呼びかけなどにご利用ください。
皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

ただし、下記からダウンロードできるチラシはブログの容量の関係で
チラシの画像をできる限り圧縮し、B5サイズに編集しています。

『山形ネットチラシB5サイズPDFダウンロード

通常のチラシ(PDF:A4サイズ7.3MB)のものが必要な方には
メイル添付もしくはFTPでお渡しいたしますので、
担当手代木(miho.pinal@gmail.com)までご連絡ください。

2011年5月15日 (日)

山形ネット5/8以降の取り組みについて 活動報告と目標第7弾

山形ネット5/8以降の取り組みについて 活動報告と目標第7弾

はじめに
 今週も、それぞれの方が、それぞれの現場で身体を動かし、知恵を働かせ、活動を展
開してくださいました。あわせて多くの方が活動を支えてくださっている、見守ってく
ださっているそういう力も、感じた一週間でした。最前線(被災地現地)だけが戦線で
はありません、取り組みは、厚みこそ肝腎です。
福島では新たな避難が始まりました。被災地支援・文化財救済活動に今後ともご支援、
ご協力よろしくお願いします。

先週の報告
①5/9、応急処置を終えた資料を芸工大から米沢女子短大へ搬出・移動しました。3
名参加。②5/10岩手県陸前高田市関連の資料を関係機関と共にレスキューしました。
3名参加。③5/10の夕刻3時間あまり、緊急処置の作業を芸工大の学生やネットで
呼びかけた方、合わせて30名ほどで行いました。④5/22の歴史学研究会大会昼休み緊
急集会の参加要請があり、在京のメンバーに報告を依頼しました。⑤定期会合を5/12
に行いました。20名参加。⑥スライド作成班のスライド第1版が完成しました。どな
たにでもご使用いただけます。また、間違えや課題については随時受け付けますのでご
連絡ください。ご希望の方にデータを送信しますのでご連絡ください。⑦今週もずっと
芸工大の学生さんたちが資料のクリーニングに当たっておられます。本当にご苦労様で
す。⑧村山民俗学会においてカンパ支援の呼びかけの協力をしていただいたようです。
誠にありがとうございます。⑨これまでで総額555,000円のカンパをお預かりいたしま
した。一方110,672円を福島、宮城、岩手でのレスキュー活動で支出しました。ご支援
ありがとうございます。

今週の目標
①5/16米沢女子短大にて、一時保管場所の管理方法などについて打ち合わせます。併せて、ミニ報告会を行います。②救済資料のクリーニング作業のボランティア募集を行な
います。詳しくは別途。③陸前高田市現地で始まると見られる資料保存処理作業につい
て支援する仕組みについて関係者と検討します。④救済活動に用いる物資の提供につい
て、新潟・埼玉のネットからお話しをいただいております。その受け入れなどについて
協議します。⑤各種講演会やイベントでの山形ネットPR活動を本格的に展開します。
その具体的作業や方法について検討します。⑥6月定期会合を拡大版にして行ないたい
と考えております。その検討を行います。⑦今週、被災地レスキュー出動の予定はあり
ません。

お願い
①山形ネットの活動は、被災地であれ、その後背地であれ、ボランティア活動の枠組み
の中で基本的には行います。活動を予定していただいている方は、なるべく早めに個人
加入のボランティア保険に加入ください。会議へ向かう途中の事故なども対象になりま
す。②報道は落ち着きましたが、被災地はまだまだ復興どころではないところがありま
す。基本的に被災地でのレスキューは緊急で入ってきますので、急なお知らせになりま
すがご容赦ください。③緊急レスキューとあわせて、継続的な地道な作業が見込まれま
す。こちらにつきましても、ご協力よろしくお願いします。

5/16米沢ミニミニ会合の開催について

各位
 被災地から県内に運ばれ、芸工大の皆さんが一生懸命処理していただいた資料の一部
について、一時保管と言う形で米沢女子短大で預かっていただくことになりました。こ
のことについて、保管の方法などについて明日月曜日、打ち合わせを行ないます。併せ
て、ネットメンバーが作成してくれたスライドをご紹介させていただくこととしました
。これまでの活動の報告と、今後の見通しなどについてネットよりお話させていただき
たいと考えております。
 置賜の方で、お時間にご都合のつく方には、お越しくださいませ。なお、施設管理上
のこともございますので、参加いただける方は小林貴宏までご連絡をお願いします。ま
ず一目見てみよう、をお待ちしております。

記
日時:5月16日17:30~19:00
場所:米沢女子短大
内容:保管場所での打ち合わせ、18:00過ぎ頃よりスライド上映、質疑応答
問い合わせ:このメール宛てか、12:00~13:00、15:00~15:15に電話で。


山形文化遺産防災ネットワーク 事務局 
小林貴宏
山形県東置賜郡高畠町大字高畠1348-1 201
DQB00442*nifty.com *は@に変えてね。
ブログ:http://yamagatabunkaisan.cocolog-nifty.com/blog/
電話 090-5849-5532

2011年5月 8日 (日)

5/1以降の取り組みについて 活動報告と目標第6弾

5/1以降の取り組みについて 活動報告と目標第6弾

はじめに

 文化財レスキューが本格化です。国や自治体や機関が、情報を取りまとめ、統制を取り、旗を振って、正式に要請して、安心して作業に参加できる・・・、と言うことは「決して」ありません。座っていれば、待っていれば、そのまま資料が消えてゆくだけです。現実は厳しく、時間との戦いです。被災地で、資料レスキューで、多くの方が様々な立場で苦闘しています。どうか、手を貸してください。また、お近くの方にご紹介ください。

先週の報告
①5/2、スライド作成班の打ち合わせが行われました。②5/4、応急処置を終えた被災資料の一時保管場所として山形県立米沢女子短大の一室の一画をお借りすることができそうだ、とのことで下見させていただきました。③随時、全国各地のネットの動向や関係機関の事業について情報収集を行い、ネットメンバーに転送しました。④5/10、岩手県で行われる資料レスキューの諸準備を行いました。⑤連休はさぼりがちに・・・。

今週の目標
①5/9、芸工大から米沢女子短大へ4/25レスキュー一部の救済資料の一部の移動を行います。参加を求めています。②5/10、岩手県陸前高田市において資料レスキューを共同実施します。③②の資料についてに同日夜、緊急処置の作業を行います。参加を求めています。④5/12に定期会合を芸工大にて行います。

お願い
①山形ネットの活動は、被災地であれ、その後背地であれ、ボランティア活動の枠組みの中で基本的には行います。活動を予定していただいている方は、なるべく早めに個人加入のボランティア保険に加入ください。会議へ向かう途中の事故なども対象になります。②報道は落ち着きましたが、被災地はまだまだ復興どころではないところがあります。基本的に被災地でのレスキューは緊急で入ってきますので、急なお知らせになりますがご容赦ください。③緊急レスキューとあわせて、継続的な地道な作業が見込まれます。こちらにつきましても、ご協力よろしくお願いします。

急募!救済資料の緊急処理について

 5/10(火)夕刻、岩手県陸前高田市より、被災資料が山形市内に搬入されます。苦労の末にガレキの中から、地元の皆さんが引き出した、大切な資料です。

 これらの資料について、下記の通り緊急処置を行います。参加していただける方は、koba-taka-1333*docomo.ne.jp (*は@に変えてください)まで、名前と連絡先を明示して連絡ください。なるべく9日中に。

日時:5/10(火)18:00集合(終了予定20:00)

場所:東北芸術工科大学 文化財保存修復研究センター

内容:レスキューした資料の一時・緊急処理(汚れ落とし、梱包など)

必要な人員:10人程度

各自で準備するもの:ゴム手袋、マスク、エプロンや白衣。
その他:全て自己責任で参加いただきます。保険については、ボランティア保険の加入をお勧めしています。交通費等の支給はありません。

4/21レスキュー活動の報告

4/21レスキュー活動の報告

報告者:植松暁彦(山形ネット)、小林貴宏(同左) 
日 時  平成23年4月21日(木)9時~16時
場 所  福島県
作業者  地元教育委員会2名、福島歴史資料ネットワーク10名、山形文化遺産防災ネットワーク3名 計15名
内  容  被災した文化財収蔵庫から水損した考古資料の搬出、搬出準備作業
● 現場の概要
収蔵庫は周辺施設の損壊が激しく、庫内には流れ込んだ土砂などが溜まっていた。また土砂により整理棚の多くが押し倒され変形していた。コンテナ箱の多くは変形した整理棚に納まったまま倒れ取り出しにくい上、中には多量の土砂や水が流れ込んでいた。土砂や水の入っていない箱はほぼ皆無であった。収蔵庫周辺はガレキが散乱しており、仮置きする場所の確保も難しかった。腐臭やカビのにおいはほとんどないが、土ほこりは強かった。
● 作業の目標と結果
 当初、収蔵庫内の資料を近隣の文化施設の管理敷地内へ搬出し、仮置きする予定であった。しかし、量の多さに加えて、倒壊した整理棚の撤去、コンテナ箱に流れ込んだ土砂の除去に多くの手間を割かれ、搬出準備の整理で作業を終えた。
● 作業の手順
 変形した整理棚から土砂を含んだコンテナ箱を引き出し、水分を含んで極めて重い箱を2人がかりで運び、中の資料が流れ出さないように注意しながら水分や土砂を軽く除いてから積み上げた。箱の中身は、原状の様子を残したものは稀で、土砂しか入っていないもの、わずかに資料を入れておいたビニール袋が見えるもの、比較的残りの良いものなど多様であり、屋外へ持ち出しよく観察しないと状態を明らかに出来なかった。1基の整理棚から全てのコンテナ箱を出し終えたところで、整理棚自体を戸外に持ち出し、更に次の整理棚に取り掛かるという作業を繰り返した。
 図面ケースも、引き出しに大量の土砂が入っていた。引き出しには、調査時の図面のほか、多くの写真プリント、メモ類も入っていた。当初、簡易な処置を行うつもりであったが、中身が多様であること、量が多いことから現地での処置をあきらめ、主要なものについては近隣施設に引き出しごと搬出した。
 庫内の床には土砂ばかりでなく、散乱した資料も混じっており、これらを後に整理するために土砂の整理を行った。
●作業の所見とまとめ                                         ・全体では、収蔵庫の約半分を約1日で搬出・仮置きを行った。しかし、コンテナ箱は土砂を含み簡便な整理作業にはまだ多くの手間がかかる。
・今回の作業については、埋蔵文化財従事者ならば、ある程度判断がつき直ぐ対応できる部分が多いが、搬出作業自体には専門的知識は必要ではない。
・市担当・福島ネット担当とは、「長期的に進めていき」、「今後、収蔵庫の整理準備や方針などが決まったらお知らせする」とのことであった。
・今後の関わりについて。収蔵庫内の遺物など対応については、考古専攻でなければ難しいかもしれないが、収蔵庫外の図面や写真・遺物整理(土器の洗浄)などは対応可能と考えられる。

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